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ずるずると重い体をゾンビみたいに引きずりながらも、シャワーを浴びて家を出る。
藤原さんって人は、とにかく突拍子が無くて、何を言い出すか全然わかんねぇ。
まぁ、確かにソコがスゲェ面白くて魅力だったりするんだけど、今日はホンマに色々無理やわ…。
久保田さんの店は、普段なら歩いても10分ちょっとで着く店。
だけど俺は、出来るだけ時間を掛けて店に向かった。
案の定、「おっせぇーぞ!!ボケッ!!」と藤原さんの激と肩パンチをお見舞いされたけど、その後は何もなかったように自分の目の前にあった料理を出してくれて、ビールを注文してくれた。
藤原さんの前のカウンター越しには久保田さんが居て、「おー、いらっしゃい!」と笑顔で熱めのおしぼりを差し出してくれた。
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