9人が本棚に入れています
本棚に追加
「…んっ… あれ…」
目を覚ますと自分の部屋のベッドに寝ていた。
いつの間に…。ていうか何で…
ふと、手を動かすと こつ、 なにかふわふわした物に当たった。
──なんだろう?
まさぐってみるとさらさらの…
「伊緒?」
伊緒の頭だった。 伊緒は髪の毛がさらさらで羨ましい。
「……すぅ…」
寝息が聞こえる。 外を見れば暗く、時計を見ると8時過ぎだった。家まで連れてきてくれたうえに、こんなに遅くまで…
両親は共働きだから帰ってくるのが遅い事に感謝した。
──伊緒…ありがとう
*END*
最初のコメントを投稿しよう!