[屋上]

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「…んっ… あれ…」 目を覚ますと自分の部屋のベッドに寝ていた。 いつの間に…。ていうか何で… ふと、手を動かすと こつ、 なにかふわふわした物に当たった。 ──なんだろう? まさぐってみるとさらさらの… 「伊緒?」 伊緒の頭だった。 伊緒は髪の毛がさらさらで羨ましい。 「……すぅ…」 寝息が聞こえる。 外を見れば暗く、時計を見ると8時過ぎだった。家まで連れてきてくれたうえに、こんなに遅くまで… 両親は共働きだから帰ってくるのが遅い事に感謝した。 ──伊緒…ありがとう *END*
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