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自分の部屋に入るとすぐにベッドにダイビングした
「ふぉふう……」
仰向けになり、ユリスは思い巡らす。
この世界に転生したとき、自分が女の子であることに驚いた。そして吸血鬼であることも。
それでも、ユリスはこの世界で生きていこうと思ったのだった。 最初は女の子の服を着ることに戸惑いを感じていたが、いざ服を見ると可愛く感じてしまったのだった。それまでの戸惑いは最初からなかったかのように感じられた。
口調も考えることも古風になっているのも驚いた。
しかし、今はもう受け入れている。
(目以外は羽○狐まんまになっておるし……まあよいかの)
ユリスは悠斗だったとき読んだマンガのことを思いだしていた。
吸血鬼は12歳前後に吸血衝動に目醒める。ユリスはまだ6歳なので、まだ先であった。
でも、ステーキを食べる時はレアである。
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