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シラシの家で真を休ませている間、居間で話をしていた。
シラシ「ところでお前さん方はどうして山に行こうと?」
狂乱「山の向こうにあるエターナルフォールシティに用事があって。」
シラシ「ほう。秋から季節を変えることの無い時間の止まった美しい街じゃったな。」
狂乱「えぇ。そこの街にいるはずの人を捜しているの。」
シラシ「人捜しとな!お前さん達若いのになにやら苦労をしとるようで。」
狂乱「いえこれでも結構楽しいんですよ。」
シラシ「ほっほっほ。それなら何よりじゃ。」
そう言うとお茶の入ったコップを持ち、中身を飲む。
シラシ「ところであの少年、何か普通の人とは違うものを感じたんじゃが…」
狂乱「実は、真は外来人なんです。」
シラシ「なんと外来人とな!?これまた驚いた。」
狂乱「実を言うと私が連れてきたのだけれど。」
シラシ「何やら訳ありのようじゃな。そこは聞かんこととするか。」
じゃが、と続け
シラシ「あやつの体そのものに異変を感じたんじゃがそこはどうなんじゃ?」
狂乱「それは多分…」
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