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怖い話～real episode～♯５[ハシノウエ]
ちょっと感動…
でもそれは不安を揉み消す為の小さな感情でしかなかった…
手を叩いた瞬間だけ風の動きが止まり…こだまだけが響いた…そして…風の向きが変わった…？
一瞬だけ不信感と恐怖を感じた。
でも、気持ち負けしたら終わりだと思ったから…気のせいだと思いこんでｍさんと先に進んだ
この時、ﾕｩと母が注意しているのにも気づかずに…
橋の端までたどり着き、振り返って再びもと来た橋を同じように帰る…はずだった…
振り返った時に見た空があまりにも綺麗で神秘的で…キレイだった…
月の光が雲からはみ出し、薄暗い空を射すように照らしていた…
だから、海を写さない…とゆう条件で空を撮るコトにした…
みんなはｽﾀｽﾀと歩いて行くなか…カメラ機能を起動し、撮影する。
しかし…
真っ暗…
こんなに光があるのに不自然な程に真っ暗だった…
諦めて3人のもとへ駆け寄っていく…
でも…あれ？
突然、母とﾕｩの動きが止まった…
それに気づいたｍさんも止まり…
私は駆け寄る…
ある一点を微かに見つめる2人を見て直感した…
二人が見ていた所…
それは…手を叩いた橋の中央部分だった…
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