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怖い話~real episode~♯8[カタチナキモノ]
もぅ風速計なんてみない…
これ以上みたらきっと混乱する…
近づくほどに大幅に強くなる風…
母親は目でも身体でも霊を感じるタイプでさっきからフラフラしている…
それを心配している間に駐車場についた…
するとユゥがこう言った…
ユゥ『ちょっと待ってろ…2人を支えといてくれ』
私は頷き。母親を支え、mさんの様子を伺っていた
すると…母親は来た方向にある階段を見て言った…
母『3人いる』
ユゥは車の中から塩を持ってきた…
その塩は以前、宮崎県の『白龍神社』で貰ってきた神様のお塩らしい…
ユゥ『誰から先にかける?』
すると、気が狂ったのか、怖いのを紛らわす為かわからないけど…mさんが
m『は~い』
と手を上げた…
私『…とりあえず、フラフラの母さんからお願い…私は最後でいいから…』
するとユゥはコクリと頷いて母親の頭、肩、正面、背中に塩を勢いよく振る…
mさんも同じように…
そして…私…
最後に私がユゥに塩を掛けた…
残った塩をユゥに渡すと…
ユゥは来た方向に向かって塩を勢い良く降った…
すると…
塩を振った方向にあった看板が…
【バンッ…】
凹んだ…
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