りくちゃん
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りくちゃん
この子は、ほとんど喋らなかった。 そして、ほとんど笑わなかった。 突然、虚ろな目をして遠くを見たまま無反応になってしまうことが多々あった。 そんなときは、大きな声で呼んでも揺さぶってもくすぐっても変わらなかった。 目の光が消えていた。 まるで、人形のような子だった。
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