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俺は笑みを浮かべながら簡単に身支度をした。もちろん荷物は用意していない。
どうせ1日で終わるんだと思ったからだ。
あれこれ考えていると
ピンポーン!
チャイムが鳴った。
俺は笑みがこぼれたまま走ってドアに向かった。
ドアをあけると黒いスーツを着た好青年が立っていた。
『中西 卓哉様でしょうか?』
『はい!そうです!』
俺は即答した。すると
『靴を履いて下さい。』
俺は素直に従った。
その刹那に男は俺の後頭部に手刀をいれた。
俺は体が麻痺して意識が遠のき始めた。
その時に男がつぶやいた。
『ふふふ…可哀想に…』
俺は意識を手放した。
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