1562年……秀明現る

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??「信長様、こやつはどうされます?」   信長?「ふむ、天守まで運んで来い。 起きたらじかに話しがしたい。」   ??「何者かもわからないのに天守に入れる訳にはまいりません。」   秀明「(なかなか強情だけど、そろそろ起きた方が安全かもしれないな)……ん…」   話しからすると今いるところは城内または、それに近い場所だ。 仮に城内だったとしても風を感じとることが出来るから、外に居るであろうと思われる。   だが、天守まで運ばれたら今いるところよりも圧倒的に逃げにくくなってしまうであろうと考え、秀明は目を開けて起き上がった。
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