1562年……秀明現る

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信長は一瞬でガラッと雰囲気を変えた。 先ほどは写メで心底楽しんでいるようだったのだが、それとは打って変わって今は、二人に俺に従えと言わんばかりの威圧的な口調と共に圧倒的な威圧感を放った。   その威圧感に二人は下がったのだが、余り動じる様子はなかった。   秀明は正直なところでは、この場から逃げ出したいくらいの気持ちになり、信長に逆らう事は死を意味していると直感した。
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