1-S組

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焦る雪路に美鶴はきっぱりとそう告げる。 「僕達を応援してくれる読者の方々が居る限り、帰ってくるよ。それが作者ってもんでしょ? なら、僕達には待つ事だけしか出来ないよ」 そう言って、最後の苺が盛り付けられる。 「うううむ…」 「…それでも無理な様だったら、七緒ちゃんに協力してもらうよ」 「七緒に?」 「道端に座り込んで泣いてたら来ると思うよ。七緒ちゃんは作者ホイホイだから」 ずる、と雪路がずっこけるのを横目に出来上がったケーキを四人分切り分け、皿に盛り付ける。 「よし、出来た。雪路運ぶの手伝って」 「みーたんが黒いお…」 「紅茶も煎れようか」 「サーイエッサー」 ケーキが乗った皿をお盆に乗せ、雪路は今だゲームに夢中の三人の元に向かった。 『 僕達を応援してくれる読者の方々が居る限り、帰ってくるよ。それが作者ってもんでしょ? なら、僕達には待つ事だけしか出来ないよ』 (…読者が居る限り、か。みーたんがそう言うなら大丈夫か。何て言ったって、みーたんは…) 俺らがいる、この世界の"主人公"なんだから! …という訳で、ちょこちょこ自分探しの旅に出ている萌えの放浪者のイリアですwww← 今回のは七緒の意外な特技 (バトル物が強い)と雪路の「イリアが自分探しの旅に出やがった」がやりたくて書きました。 読者の方々が居る限り、作者は帰ってくる。は私が普段思っている事でした。 読者の方々が楽しみに待っていて、作者もそれに応える、そんな事が出来る様になれればいいなと思います。 皆様、いつもありがとうございますっ!!
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