第1章

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私はマリアンヌ。 食堂を切り盛りする両親を手伝い、毎日お客様を相手にメニューと美味しそうに盛り付けられた料理を運び、あまり広くない店内をあっちこっちと動き回る日々。 一日中店の中を動き回るから疲れない日はないけれど、お客様の笑顔と美味しかったの一言で明日も頑張ろうって思えるし、結構充実した毎日を送ってる。 送ってるんだけど…でも… そんな私が今猛烈に悩んでる事が一つある。 悩みと言えば今はこれしかないと言いきれるほどに。 それは…… 今日も懲りずに食堂の扉を開けて 入ってきた人物によって引き起こされているのだ。
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