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僕は目覚めた
しかし、ベットで寝てる訳でも酔い潰れてどっかのベンチで目覚めた訳じゃない
回りを見渡せば白…白…白、一色
「…………えー…マジかー…」
この空間を目で見て肌で感じて僕はつい、声を出してしまった
だって、現在進行形で座ってるのに床の感覚はないんだよ?
つまりは床に見えるこの白い一面は僕と接触していない
うん、これでも僕は伊達に携帯小説を読み漁ってた訳じゃない
しかも、もっぱら読むのはファンタジーかそれに属してるお笑いカテゴリーだ
つまり…ここは…
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャジャーン!」
…………よし
つまり…ここは…
「えっ?シカトっすか?」
…………よし
つまり…ここは…
「神のお部屋なのです」
…………よし
イケメン…とは言い難い白髭生やしたじっさんが何か言ってるが…
つまり…ここは…神の住む空間か!
「いいえ、応接間です」
……僕は死んだようです
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