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閑静な住宅街。
そのうちの一軒
ただ少し大きめと言うだけの一軒家から物語は始まる
正確にはその家の洗面所からな
俺こと、霧咲 龍夜(キリサキ タツヤ)は洗面所でセットした髪の確認をしていた。
「髪良し、眼鏡良し、全体的に良し。 うし、学校行きますかな」
髪の確認を終えて、洗面所から出ようとした時に
「兄さ~ん? そろそろ家出ないと、学校に遅れちゃいますよ?」
と、玄関の方から声が聞こえてきた。
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