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「おう。今行く」
俺は返事をすると、俺は床に置いておいたカバンを持って洗面所から出て、玄関に向かった
「もう 兄さんは気にしすぎですよ?誰にも分かりませんって」
玄関まで行くと、玄関にいた俺の妹の渚(ナギサ)がそう言ってきた。
「良いじゃねぇか。念には念を入れてるんだよ」
「はぁ…もう一年もその格好してて、周りの人は気付いて無いんですから。大丈夫ですよ」
「まぁ、そうだけどさ」
俺たちはそんな会話をしながら家から出た。
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