俺の秘密

5/31
前へ
/62ページ
次へ
その後、渚と他愛もない話をしながら歩いていくと、周りに学校の生徒が増えてきた。 増えるにつれて、 『ねぇ~見て、あれ』 『うわっ!!キモッ!!オタクじゃない?』 『隣の女子誰だろ?』 『分かんないけど、兄弟じゃ無いでしょ』 『脅されてたり?』 『うわっヒッドー』 と言う声が増えてくる 「兄さん…」 「ん?あぁ、別に気にすんな」 「でも…」 「もう慣れたしな」 俺がそう言うと、渚は哀しそうな顔をなり、俯いた。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加