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どれくらい時間が経ったのでしょうか。
少女は、夜空に浮かぶ月の明かりを頼りに歩いていました。
すると、ぼんやりと人影らしき「者」を見つけました。
(よかった私以外にも人が居たんだ!)
少女は人影に向かって走り出しました。
「すみませ---ッ!!?」
少女は目を見開きその人影をみます。
人間ではなく
何か別の化け物ね姿を・・・「ひっ・・・!」
頭は鳥で、体は人間、四肢は蜥蜴の様な姿
そして、何より少女に恐怖を与えたのは
その化け物が人間を「喰っていた」からです。
化け物は、少女の声に反応して無機質な眼に少女を写しました。
「い、嫌ぁぁぁっ!!!」
少女は来た道を全力で走り戻ります。
ただ、目の前恐怖から逃げるために。
化け物はさっきまで「喰っていた」人間に興味を無くしたのか
少女を追いはじめました。
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