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時は戦国───。
此処は大和の国を納める【八剣城】。
その城の姫宮は14歳の誕生日に父からある剣を授かる。
その剣の名は【青龍剣】──。
【青龍剣】は太古から【青龍が宿る剣】として伝わってきた八剣家の家宝である。
その【青龍剣】を持つ者は【忍士組(にんしぐみ)】またの名を【拾忍士(じゅうにんし)】と呼ばれる十人の忍びから構成される組の長、【拾忍(じゅうにん)】の名を貰う。
そう──姫宮は齢14という若さで、【忍士組組長、拾忍の姫宮】の名を貰ったのだ──
しかし、【青龍剣】を手にした事で、国を揺るがす大惨事──忍者大戦が始まるということを、その姫宮は、まだ知らない───。
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