ジョージ

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「あ…!」 運良くジョージの小脇に潜入したアームはその勢いでジョージを弾き出した。 視界から消えたジョージは、しゃがんだキミの手の中にあった。 「やったな!初ジョージ!!」 「何か違う気が…」 「見てみて、オマケ付き」 キミの手にはもう一つニクソンとも違うキャラクターがいた。 見るからに女の子のキャラクター。 「キャサリンだな」 「キャサリンって顔じゃない」 「じゃあステファニー」 「…好きにしなよ」 全く、キミの思考回路が分からない。 あたしの手には生まれて初めて取ったジョージがいた。 やっぱり可愛くない。
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