2人が本棚に入れています
本棚に追加
男は両手を横に広げた。すると今の時代では当たり前になった、空を走っている車やバイクが動きを止めた。もちろん男のバイクと俺のダイモンジも止まった。
男は言った。
「狩りの始まりだ!」
男は、そういうと地上へと落下していった。
「ああ!!危ない」
しかし男は肉眼でみるかぎり無事に地面に降り立ったようだ。
しっかり歩いている。
「何だよ…あの人スゴいなぁ」
すると驚く光景が目に飛び込んできた。
人が倒れている。
しかも、どんどん増えていく。
「何だよ! お…い。何なんだよぉぉ! ふっざけんなよ!」
俺は、いてもたっても、いられなくなりバイクから飛び降りた。
「人が倒れているのを見るなんて嫌だ! 何とか…何とかしなくちゃ!!」
地面が近づいてくる。
「どうすれば良い!? えっ?」
何も見えなくなった
最初のコメントを投稿しよう!