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そんな彼は、学園の副生徒会長だったりする。
桜田 申人(さくらだ しんと)
顔はそこそこ。
裸眼のようでコンタクト。
痩せても太ってもいない。
筋肉もそこそこ。
平凡な人だ。
学力は至って平凡…と言いたいところだが、そうでもない。
入学当時は平凡な真ん中クラスだった。だが、彼の努力により上から2番目のエリートクラスに入る事が出来た。
ちなみに一番上はトップエリートなんて呼ばれてる。無駄にカタカナ語を付けるなどこの学園はなんだか厨くさいところがある。
そんな厨くささとは裏腹にトップエリートクラスの人間は、全員東大を目指しているという異常な事態に。
申人はそこまでしたくないと苦笑いをして今のクラスに満足している。
そんな彼は、少し寒そうに秋の風を切って歩き続ける。平凡なあしどりで。
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