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当たりもオレンジ色に染まり、カラスの鳴き声が響き渡る時間になってきた。
高岩はあの後教室な呼び出され、私語一回でこっぴどく怒られた。
「たったあらだけで、あんなキレるか普通…」
高岩は1人遅れて玄関を出た。
時計を確認すると
6時40分
を表示していた。
「やばい、バス後5分でくる!」
走ればギリギリ…!
そんなことを頭で考えながら、バス停に向け走り出す。
校門を抜けてすぐ左に曲がり、一つ目の信号を渡り、その後はずっとまっすぐ進めばバス停だった。
しかし距離は結構あり、走ってギリギリだった。
いつ一時すると、バス停が見え始める。
しかし、その向こう側からバス停があらわれる。
「まずいっ!」
高岩は一気にスピードをあげる。
その結果、見事バスに乗ることができ、一安心だった。
だがそれは、悪夢の始まりだった。
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