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『存在自体が、どうしようもない最悪で、災厄の存在不適合者』だと。
―――嗚呼、言わないでくれ…！
そんな事、わざわざ解ったような風に言わなくても理解しているんだよ。
苦しくて
憎らしくて
消したくて
やめたくて
悲しくて
悔しくて
虚しくて
なのに、悔むことすら許されないんだ。
ああ、嗚呼――――嗚呼、
どうしてだ。
こんなの…こんなのは非道すぎる。
妬ましくて許せなくて、どう仕様もない。
もうちょっとで手が届きそうなのに、あと少しの所でいつも台無しになる！
嗚呼……嗚呼、何故だ！！
どうして、
どうして、お前達人間は無遠慮に土足で精神を蹂躙し、いとも容易く希望を奪い去るんだ！？
それでも飽き足らず足蹴にして嘲り、貶めるんだ！？
『普通』ではないものに、存在権はないと嘲り笑えるんだ。
普通である自分達が正義のような顔で、異端を裁判しているつもりか！
何故？
何故、人間はこうも格差をつけたがるんだ！？
…もう許さない。
許せない。
憎悪が、溢れる。
害意が、悪意が溢れて、止まらない。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ怨ましい妬ましい憎らしい憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い殺す殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい！！
殺す、消す。
削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除！！
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