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――――どうしよう…。
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう。
考え事をしながら歩いていて、ふと気付けば周りには赤インキが海を作っていた。
「あ…」
赤インキ―――いや、
やや少し絖る水溜りは…見違えようもない血液、だった。
赤に映り込んだ自身の歪んだ眼と目が合って、私は曖昧な笑みを返す。
だって、それ以外なにができるって言うんだ。
けど不思議と、罪悪感はなかった。
在るのは、諦めと漠然とした現実だった。
嗚呼、私…またやってしまったのか。
ムイシキに、殺ってしまった――――。
酷い眩暈がする。
噎せ返るような悪臭が、空腹を掻きたてて堪らない。
甘い悪臭に、何もかもが染まっていく。
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