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滴る紅に、何もかもが染まっていく。
“噛み付いて殺して、もぎり取れ”と奥底で何かが雄叫ぶ。
嗚呼、
嗚呼、私はどうしてしまったんだろう。
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく、
どうしようもなく飢えていて、空腹で、血が騒ぐんだ。
嗚呼、やっぱり私は『●●●』なんだなぁ…。
打開も撤回も拒否も拒絶も、やっぱり私のムイシキの前には、てんで敵いやしない。
在っても無くても同じ。
まるで割り切れない、ゼロ。
ムイシキを抑えれば、普通に生きられると思ったのに…
無理で無理で無理で、不可能だった。
表に関わって思い出した、苦界を味わって思い知ったんだ。
だって私は、無意識であると同時に※※※でもあったんだから。
自分の『質』を忘れるだなんて、そりゃまあ大層な記憶力で嗤ってしまうよ。
ムイシキであり、※※※でもある。
なんて、
なんて難解、且つ災厄窮まりないものなんだろう。
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