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「私がムイシキだからダメなのか?」
いや。
いや、
否!
そんなものは、最早理由ですらあり得ない。
ふざけるな。
そんなものに、誰が好んでなるものか。
肉親には存在否定と遺棄をされ、
友人だった女からは憎悪を向けられ、
唯一心を分けた獣は、私を憎む者によって叩き殺された。
つまり、それらは凡て初めから相応ない…初めから嵌らない自身が異物だったからこそ引き起こったイレギュラー。
それは初めから理由ではなく、『私という存在』を高らかに認める回答だったのだ。
「嗚呼、なんだ。そうだったのか。私は、阻む者凡てを殺し(たべ)てしまいたかった…」
無為で、※※※。
※※※で無意識。
※※※≠無意識≠ムイシキ=…――殺人鬼。
この上なく、これ以上どうにもならないモノ。
それが、私。
ムイシキで※※※な私。
嗚呼、ようやく捜していた答えが解りました。
今晩は、見ず知らずの犠牲者さん。
改めて『私』を紹介します。
こんばんわ、私は殺人鬼...です。
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