第Ⅰ話

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教室に備え付けられたクーラーは、季節外れの猛暑日に対応出来ずに、むしろ対応せずに、固い沈黙を続けている。 席がクーラーの真横にある私は、試しにクーラーの電源を押してはみたが、つくはずもなく……。 精神的にも肉体的にも追い込まれただけだった。
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