能力者
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「えっと、アメリカ?・・・まてよイギリスか? ごめん、よくわかんない」 そんなこと気にしたこともなかった。 《あ・・・あ・・7時30分・・怨めしや・・》 もうそんな時間か、俺は時計の音声に警戒して唸っているレイリュウの首根っこを掴んで外に出た。 どうせついてくるつもりなら、最初から俺の見えるところに居てもらった方が良い。
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