学級委員長

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「もしかして蓮、キスって言葉に反応した?」 「!!!!」 「やっぱ図星ー!!」 「ちが…!変なこと言うな!!…ってお前何する気だ!」 変に鋭い純吾に動揺する蓮。 ずしっと蓮の身体に体重をかけてきた純吾に、本格的に蓮は焦り出す。 「誰かとキスしたの?」 「し、してねぇよ!重いっ早く退けろ!」 純吾から顔を背けて抜け出そうとするも、腕を掴まれて逃げれない。 悪ふざけか? でも純吾の顔は真剣だし! 何でこんな事になってんだよ!! このままじゃ、俺―…!! ――ガチャッ 「―……。」 「「………。」」 いきなり扉が開いて固まる2人。 え、何この状況。 「…悪い、邪魔したな。」 「ちょ、ちょっと待てぇぇぇっ!!!」 すぐに純吾をどかして男の肩を掴む。
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