73人が本棚に入れています
本棚に追加
「もしかして蓮、キスって言葉に反応した?」
「!!!!」
「やっぱ図星ー!!」
「ちが…!変なこと言うな!!…ってお前何する気だ!」
変に鋭い純吾に動揺する蓮。
ずしっと蓮の身体に体重をかけてきた純吾に、本格的に蓮は焦り出す。
「誰かとキスしたの?」
「し、してねぇよ!重いっ早く退けろ!」
純吾から顔を背けて抜け出そうとするも、腕を掴まれて逃げれない。
悪ふざけか?
でも純吾の顔は真剣だし!
何でこんな事になってんだよ!!
このままじゃ、俺―…!!
――ガチャッ
「―……。」
「「………。」」
いきなり扉が開いて固まる2人。
え、何この状況。
「…悪い、邪魔したな。」
「ちょ、ちょっと待てぇぇぇっ!!!」
すぐに純吾をどかして男の肩を掴む。
最初のコメントを投稿しよう!