幼少時代

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私とまきちゃんは、石から石へと飛び移る。 最初は楽しかった。 遊び感覚だった。 ―次第に私は遊びであることを忘れていく。 「もうやめとこっか」 まきちゃんの声は、おぼろげにしか聞こえず、頭の中に入ってこない。 石から石へ飛び移るうちに、私は川の中へ入ってみようと思うようになっていった。 …私がいなくなったら、心配してくれるかな。 …私が死んだら、みんなどう思うかな…。 そんなことしか考えていなかった。
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