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「…こんな事をして…私が誰だかわかっているのか!!」
リュウが黒崎の首筋に向いていた切先を黒崎の首に押し込む。
「ひいっ…!?」
そして黒崎は、泡を吹きながら失神した。
「誰って…知ってるで。ウ○コやろ?」
「…コイツ口ほどにもねぇな…」
「姉さん!!大丈夫ですか!?すみません…姉さんを危険な目に会わせるなんて…あたし…」
「いや、撫子…あんたは勇敢やったよ。うちは心配せんでも大丈夫や、ありがとうな。」
雪雨太夫の優しい言葉に撫子の瞳から涙が溢れた。
「ところでゲンジ、お前なんでこんなやつに命襲われてんだよ?」
「…リュウちゃんには話さなあかんな」
「…?」
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