第一章...吉原の女

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「だってリュウちゃんとおると逆ナンが期待できるんやもん」 リュウはため息をついた。 「アホくさ。帰るわ、俺」 リュウが立ち上がって砂ぼこりを払うと、慌ててゲンジが裾を引っ張った。 「うそやー!!帰るなよ!!…今日はリュウに付き合うて欲しいとこがあんねん」 「どこだよ…」 「吉原」
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