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カーテンの隙間から差し込み
うっすらと感じる朝の光。
眩しくて目を開ければ
隣には君がまだ寝ていて。
すやすやと眠る君を見てると
胸があったかい気持ちでいっぱいになるんだ。
｢あれ………｣
｢曜くんになんかあげなーいっ｣
昨日一緒に寝るとき君は
毛布を独り占めにしてたはずなのに
その毛布は俺の方にもしっかり半分かかっていて。
きっと、俺が寝た後に
かけてくれたんだろうな…なんて。
そう思うと、
また愛しい気持ちで胸がいっぱいになるんだ。
｢よ、……くん………………｣
｢…有香？………なんだ寝言かよ｣
寝返りをうって
また、すやすやと眠る君。
ちょっと生意気だけど
寝顔は最高に可愛い。
こんな可愛い寝顔を見れるのは
俺だけの特権なのだろう…。
だからもう少し寝てて。
俺は君の寝顔を独占したいから。
end
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