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貴「ごめんね~!優の事で忙しかったから、すっかり忘れてた!」
綾「だってさ!今聞いたから良しとしてよ!」
雅「...ハァ~
次からは事前に頼むぞ」
綾「了解~!」
これは期待できない
雅孝はこの先、この二人に振り回される予感に頭痛を覚えるのだった
その時、コンコンッ と理事長室にノックが聞こえ、一人の生徒が入って来た
?「綾人、会いたかった!」
突然綾人を抱きしめる生徒に皆驚きを隠せないが 綾人と貴也だけはニコニコと嬉しそうだ
綾「圭一!来てくれたんだね!」
圭「当たり前だろう!綾人の為なら何処へでも行くさ!」
綾「嬉し~!圭一大好き!!」チュッ
「うわぁ~///」
目の前でイチャつく美形に三人組は顔を真っ赤にして目を反らす
奏と雅孝はポカンと口を開けたまま固まっている
この状況を収めるのは貴也しかいないのだが、本人は笑顔のまま二人を見守るだけ
数十分続いたこの展開を 打ち切ったのは圭一の放った一言だった
圭「ところで綾人、理事長室で何してたんだ?」
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