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綾「はっ!そうだった! おーい、皆戻っておいで~!話進めよー!」
綾人の呼び掛けで意識を戻した奏が驚愕の声をあげた
奏「氷の貴公子・鷹尾圭一が笑ってる!?」
それを聞いた綾人は大爆笑する
綾「あははははははっ! 圭一、氷の貴公子なんて呼ばれてんの?!似合わないってー!!」
圭「仕方ないだろう!? 綾人がいない学園なんてつまらないし、最低限の会話しかしなかったら、 いつの間にかそんなあだ名になってたんだ!」
不本意だ、という表情で綾人に弁解する圭一に、今度は三人組から驚きの声が上がる
松「鷹尾って、篠月・御坂に並ぶ三大財閥の!?」
中「そんな方が何故此処に?!」
飯「綾人先輩と親しいようですが、お二人の関係って...?」
圭「俺と綾人は恋人同士だ。だから、綾人に言い寄る奴は容赦せんぞ」
鋭い目つきで周りを見渡す圭一を、綾人は幸せそうに見つめる
貴「はいはい、此処にいる子達は大丈夫だから話を進めてくれないか?
このままでは日が暮れて しまうよ」
綾「皆たびたびごめんね?とりあえず圭一に簡単に説明すると、此処にいる人達は皆、真崎 凜の言動に我慢できなくなった子達。だから今、信者ごと潰してしまおうかって 話てたんだ」
凜の名前を聞くと、圭一の顔も険しくなる
圭「あの転校生か...
貴也さん、よく転校を許したもんだ。あいつのせいでつまらない学園が、更に嫌になったぜ」
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