プロローグ

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3人に詰め寄られ、総隊長の藤宮 奏は困惑する 隊長達の訴えは分かるが 自分達一般生徒は、理事長の親戚である凜に手を出す事ができない 奏「皆、少し落ち着こう このまま制裁を加えたら きっとあいつは理事長に泣きついて、隊員達を退学させるかもしれない」 「では どうするばよいのですか?!」 「このまま、泣き寝入りしろと!!」 奏「そうじゃない。向こうが権力を使うなら、こちらもそうさせてもらうのさ」 「? 僕達親衛隊にそんな権力の者はいません」 奏「あぁ。だから、僕の友人に頼んである。もうすぐ来るはずだよ」 そう伝えると、会議室の扉がノックされ、1人の生徒が現れた 「えっ?風紀委員長?」 奏「彼が僕の友人で、風紀委員長の夏樹 雅孝だよ」 雅「お前達と話すのは初めてだな。風紀委員長の夏樹だ。風紀としても、真崎 凜の存在に迷惑しているので、今回 親衛隊と手を組む事になった」 風紀の仕事だけでなく、生徒会が放棄した書類、 真崎 凜が起こした問題の処理まで増え、風紀全体が悪化したのだ
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