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∽夜 綾人の部屋∽
圭「やっと片付いたな。
手伝ってくれてありがとな!」
綾「どういたしまして! お腹空いたでしょ?圭一の好きな物作ってあげるよ!」
圭「綾人の手料理、久しぶりだなぁ!」
綾「待ってて、すぐ作るから」
エプロン姿の綾人を嬉しそうに眺める圭一が、ふと、心配そうに尋ねる
圭「しかし、大丈夫なのか?」
綾「何が~?」
圭「友達の頼みとはいえ 学園内で篠月の事がばれたら大騒ぎになるんじゃないか?」
綾「う~ん..。
一応プロフィールは厳重にロックしてあるし、生徒会役員を潰す時までなるべく 学園には行かないようにするよ。計画に支障がでちゃうしね。
万が一ばれても、篠月相手に喧嘩仕掛ける奴はいないでしょ?」
圭「それはそうだが、素性が知れれば、危険も増えるんだ。
俺が必ず守ってやるが、 綾人も気をつけてくれよ」
綾「ありがと!頼りにしてるよ。
さっ、ご飯にしよ!」
圭「おう!飯の後は一緒に風呂だからな?」
綾「フフフッ 気が早いんだから」
久しぶりに二人で過ごす夜は長くなりそうだ
そして明日、いよいよ計画の幕が上がる
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