三上 海斗編

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「海斗ー!!食堂いこうぜ!昇も一緒だぞ!!」 海「いや、今日は..」 「なんでだよ!!友達の誘いは断っちゃだめなんだぞ!?皆待ってんだから行くぞ!!」 はぁ、また断れなかった 誰も俺なんか待ってないじゃないか... 大体、俺、三上 海斗は 真崎 凜と友達になった覚えもない 極度の人見知りで人と上手く話せない上、不良の 高科 昇より見た目が恐いらしい そしてこんな俺にも『寡黙な所がいい』と親衛隊が作られ、更に人が寄って来なくなったせいで、一人で食堂にいた時凜に声を掛けられた 「なぁなぁ!お前名前なんていうんだ?なんで一人で飯食ってんだ? もしかしてお前も親衛隊のせいで友達が出来ない奴か?!だったら俺が友達になってやるから安心しろよ!!」 嵐のような奴だと思った 後ろで生徒会連中が睨んでいるのも気付かず話し続けるし…… そして... 「黙ってないで名前教えろよ!!友達無視するなんていけないんだぞ!」 海「...三上 海斗」 「海斗だな!!俺達友達 なんだから、これからは一緒に飯食おうぜ!!」 気付けば友達にされていた 今まで一人でいたのに、それから生徒会役員に敵視され、不良からも悪口を言われる毎日 正直最近疲れている……
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