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「えぇ!?じゃぁ、夏樹先輩のお家って..?」
雅「いや、俺も一般生徒だ。だから実際に裁きを下すのは、俺と奏のもう一人の友人で、俺達はそいつを裏でサポートするんだ。」
「失礼ですが、一般生徒のお二人にそんな権力の知り合いが...?」
奏「まぁ、そう思うだろうけど、三人とも名前は聞いた事あると思う。 近衛 綾人、僕と雅孝と同じ三年生だよ。」
「近衛って、あの近衛カンパニーの?でも、そこだと理事長の御坂財閥には劣るんですが...」
奏「あー..ねぇ雅孝、 いいのかなぁ?」
雅「まぁ..今回は非常事態って事で...」
「「「??」」」
奏「誰にも話さないって約束してね。じゃないときっと僕達...ブルッ
実は、近衛 綾人、本名 ”篠月 綾人”
正真正銘、篠月財閥の一人息子さ」
「「「!?」」」
「し、篠月って!!!」
隊長達が驚くのも無理はない
篠月財閥といえば、御坂、鷹尾と並ぶ三大財閥と呼ばれているが、実際 御坂、鷹尾は篠月の足元にも及ばない
雅「綾人は権力差別を嫌う。だから普段は近衛を名乗るんだ。詳しい事は 近々、綾人も交えて話し合うつもりだから、その時聞いてくれ」
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