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その後、何度か怪しまれながら調理室を覗き始めて一ヶ月、事件?がおきた
いつも通りガラス越しに見ていたが、どうにも我慢できなかったのだ..
そう!くしゃみという生理現象が!!必死に抑えたが、人気の無い廊下に派手に響いてしまい気付けば全員に見られていた
「三上様..?こんな所で何を?」
あぁ!!俺の親衛隊に見つかった!!
人見知りが発動して逃げそうになったが、これはチャンスだと自分に言い聞かせる
海「いや..その..いい匂いがしたから..」
綾「お菓子、好きなの?」
海「あぁ..まあ..」
綾「だったら参加していく?」
本当に?!やったぁ!!
内心では小躍りするほど興奮している
が、表に出さないよう我慢した自分を誉めたい!
海「でも、俺なんかがいたら...」
綾「大丈夫!皆いい子達ばかりだから、すぐ仲良くなれるよ!ねっ?」
「そうですよ!三上様と一緒にいられるなんて、すごく嬉しいです!」
海「気持ち悪くない…? こんな見た目で、お菓子とか小物とか好きなんだよ……?」
綾「何で??趣味と見た目は関係ないでしょ?」
「それどころか、親近感が湧いて話易いです!」
海「!?ありがとう!! じゃぁ……、参加させて欲しいです……!」
綾「どうぞ!今日から仲間だね!」
嬉しさの余り、ちょっと泣いてしまったのは秘密
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