三上 海斗編

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部屋へ帰ってからも興奮が収まらず、アラン君に話し掛ける事すらせずに 部屋中うろついていた 海「まだ信じられない! あんなに沢山の人と仲良くなれたなんて!! 親衛隊って噂と全然違って、いい人ばっかだ!! 今から来週が楽しみ!」 あまりに浮かれていたせいで、何時ものように呼びにきた凜の話を殆ど聞いていなかった 最終的に 「友達無視するなんていけないんだぞ!!」 と、泣きながら走っていったが放っておいた 明日また、生徒会連中に文句を言われるだろうが それで凜と縁が切れるなら気が済むと思った…………………………………のだが、結局謝れ攻撃に負けた それから毎週水曜日は、細心の注意を払って東棟へ通い、皆とも普通に話して名前で呼んで貰えるまでになった そんなある日、恐れていた事が起きた………
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