『螺旋上の図書館』

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その言葉を信じられるはずもないが、この状況で否定も出来るはずがなく、無理矢理納得させた蓮、そこへ… 「ようやく来たわね!時雨」 元気で活発そうな人が来た。 「あ!西宮君に紹介しないとね彼女はね美咲沢 香苗、私と同い年で私達と似た目的を持っているの」 「西宮 蓮だっけ?会話響いてきてたんだけど、よろしくね!私は現実(リアル)じゃ違う性格だけど一応ここの私が本当だから」 「はぁ…よろしくお願いします」 「あっちで一人黙々と本を読んでいるのは、三森 奏(そう)私達と同い年だから!まぁ私達の事はおいおい知っていけばいいんじゃない?」 豪快な説明をする美咲沢先輩の姿に圧倒されながら、聞いていた。時間の感覚も分からない不思議な螺旋図書館に、自分はここに来てどれだけ経ったのか分からない 「あ!…今日遅く来たせいね。もう時間だわ」 「そうね…あっ西宮君には色々言わなきゃだけど時間がないわね。明日話すわ、ちなみに部活に入ってくれたらだけど」 こうして部活見学?体験?は終わった…
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