『運命共同体部』

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『運命共同体部』

西宮 蓮(15)、崎檜高校に入学が決まり、入学して間もない頃の出来事が、蓮の学校生活をガラリと変わるとは、その時は想いもしなかった…。 「ホームルームを始める!えー、この学校では必ず何らかの部活に入る決まりになっている!帰宅部は存在しないからなぁー!!ホームルームを終わる」 僕のクラスの担任の言葉に、僕は唖然としてしまった。 「…(部活に入る決まりなんてあったのかよ…はぁ~)」 唖然としてため息をついている中、担任が何か紙を配り始めそれが蓮の所まで回って来た。それは部活の一覧表で、その数は結構あった。 「…(そもそも部活は帰宅部にする予定なのにないし、何か都合のいい部活は…え!?)」 部活一覧表の紙に目を通していると、ある部活に目が止まって驚いた。 『運命共同体部』 「…?」 それ以外の部活に目が止まらない中、放課後蓮は教室の自分の机の椅子に座って考えていた。 「ねぇこの運命共同体部って何かな♪」 「噂だとオカルトチックな部活だとか闇の部活だとか、色々変な噂のある部活らしいよ!」 「へぇーそうなんだぁ。なら私やめとこっと!」 「それより!テニス部に行かない?カッコイイ先輩が多いんだって♪」
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