『運命共同体部』

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「…(入るはわかるけど入れないってなんだ?それに本部室って…)」 今はいない人が言った言葉に疑問をもった。 「クスクス。悩んでもここでは解決しないわ。行きましょう…きっとあなたなら私達と同じ場所に行けるはず」 魅力的な言葉に僕には聞こえた。その言葉に従い僕は彼女について行く… その時雨と言う人はどんどん階段を下りて行く、しまいには一階まで来てもまだ下りる 「(確か地下があるって先生が言っていたけど、地下には機材や使わない教材が置いてある、物置の場所だって言ってたけど…まさか)」 蓮の予想どうり地下に来た。地下の一つの扉で、彼女は止まった。 「ここから私達の本部室があるの、けどここから先は入れる人と入れない人がいるの、あなたならきっと」 彼女の話す言葉に混乱してきた時、彼女はドアのぶを回した。開けるとそこには… 「…あれ?(機材や教材が何もない…それどころか、また階段が下まで続いている)」 驚いた僕は、彼女の方を振り向いた。彼女は小さく微笑んで僕の手をひきながら、下まで下りて行く
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