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『螺旋上の図書館』
下に続く階段に終わりらしき場所が見えてきた。その場所は…
「え!?」
そこは巨大な図書館だった。中央には、螺旋上の巨大な本棚があり、その周りをどこにでもあるような本棚が見えなくなるくらいに続いている。
「…ようこそ♪螺旋図書館へ!」
時雨先輩に笑顔で歓迎されたが、蓮には驚きの連続だった。
「せっ先輩!ここ床がないじゃないですか!?天井も…え…」
「慌てないで、ここは現実とは少し違う世界なのついて来て」
時雨先輩が手招きする中、蓮はびくつきながらついていく、その場所は中央にある巨大な螺旋上の本棚の場所だった。
「(近くで見ると壮大だな)」
「この螺旋の本棚は、『過去と現在、そして未来を記す本棚』なのそしてこの本棚は、地球が始まってから地球が終わるまで続いているの」
蓮は螺旋上の本棚を上から下へと見た。本棚の終わりは下も上も見えない。
「それに螺旋の本棚を囲む本棚達は『外国ではソロモーンの知恵』『ここの国の言葉では森羅万象』様々な知識が本としてここにあるの」
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