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《こんばんは。マイと言います。
私は今、自分がどう在りたいのか、どう見られたいのかわかりません。
それというのも、私には両親がいません。私が12歳の時に事故で亡くなりました。
当時の私を引き取ってくれたのは、母の妹にあたる、私の叔母で、
言葉では言い表せないくらい、叔母家族にはとても感謝しています。
しかし、既に出来上がっている、叔母の家族達の空気の中に馴染むことができなかったのです。
良くしてくれても、ずっと一緒に暮らしてきたわけではない。私だけが感じる、疎外感をぬぐえませんでした。
それからは、いつ1人になってもいいようにと、叔母へ感謝の気持ちも込めて、家の手伝いを進んでするように心掛けました。
私の進学の為の十分なお金は、両親が残してくれているから心配しなくてもいい、と叔母から聞かされていたので、高校は、叔母の家からは通えないような遠いところに決めました。
それ以外にも、中学の友達や、近所の人達の同情の目は永遠に続くのか、と思う程、当時の幼い私には居心地が悪かったのです。
私を誰も知らないところへ行ってみたかった。知らない土地に来て、開放感はあったものの、寂しさを拭うことはできず、
男の子と付き合ってみたりもしたけれど、虚しさが増すばかりです。
1人暮らしには慣れたけど、寂しさってなかなか慣れないですね。
私の寂しさはどうすれば埋めることができるんでしょうか。
募るばかりです。
ぬくもりをください。》
…アホらし。
年齢と、▲▲市とだけ書き込み、送信ボタンをクリックしてから、私は盛大なため息をついた。
後々、チェーンメールになることはわかっている。
だけど言葉を整理しながら打ち出すと、少しばかり気持ちがすっきりした。
私は、パソコンをそのままに、夕飯の買い物の為、スーパーへと向かった。
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