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―――「ん…ここは?」
少女は目を覚ますと見慣れない所に戸惑った
ここはどこかの家らしい
少女はふと気がつくと手当てがしてあった
「よう、気がついたか?」
少女が声のした方を向くと一人の少年が立っていた
多分ここは彼の家で手当てをしてくれたのも彼だと納得した
「…ええ、いろいろありがとう」
「礼なんざいいさ どうせ気まぐれなんだからさ」
「しかし貴方は私を助けてくれた…礼を言わなければ騎士の名が廃る」
「騎士? なんのことだ?」
「私の名はエレナ 天界軍の騎士だ」
「? なんかわからんが名前はエレナなんだな? 俺の名は遠山裕哉って言うんだ」
「裕哉殿ですね この恩は必ず」
「別にいいよ とりあえず無事は確かめたから俺は寝るから エレナも寝たらいい」
裕哉はそういうと別の部屋へ行った
「裕哉殿すまない…」
少女は音をたてずどこかへ行ってしまった
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