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第三走者 tosh & いち仔 《ファンタジー》
「クーリングオフ? 勝手に呼び出して、消えろ言うんかいチミィ。 最近の若いもんは……」
最後の方は聞き取れなかったけど、たぶん怒っているんだと思う。
「じゃあ、ダルミャルは私の願い叶えられるの? どうせ無理なんでしょ?」
こんなのが私の願いを叶えられるはずない……
私は俯き、肩を落とした。
「困る!困るよ、ニープレックスを忘れてるよチミィ。まぁいいけど……。で、チミの望みってなんなの?」
え!?
ニープレックスダルミャルは、目を見開き、額に生えたヤシの木を擦っていた。
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