5人が本棚に入れています
本棚に追加
最後の方に消えかかった文字でJUSTICEと書いてあるのが、どうにか読めた。
JUSTICE? 正義?
別の世界。もしかしたら、そこに行けば私が求めたものが手にはいるのかな?
魔之王さんが振り向いてくれるなら私は……。
そんな事を私が考え込んでいると、突然、本が光が始めた。
私は眩しさのあまり反射的に目を閉じる。
ちょっ、何!? まだ心の準備が!
「そんなに気構えなくても、大丈夫だよチミィ。
まぁパァーっと楽しんでいきましょうよ」
な、なにがパァーっとよ!
「まだ行くなんて一言も言ってないじゃないのよー!」
最初のコメントを投稿しよう!