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そしてさらに、ぼくは、彼らによって与えられる快感の波に身を震わせていた。
この上ない幸福感に包まれていたのだ。
しかし、この至高の幸福はいつまでも続かなかった。
むしろ、この幸福感があだとなったのかもしれない。
ぼくにも霊であるならば必ず起こり得る終わりの時が訪れたのだ。
「あぁ…………、だめ………ぼく、あまりの快感に成仏しそうですっ………!!」
「お………おい、それは……本当か……?」
「仕方ないね♂」
「もちろんさぁ」
ぼくの体が次第に消え失せて行く中、せめてこのような至福の時を創ってくれたイイ男たちの名前ぐらい知りたいと思ったため、小さくなっていく声を最大限に出して、ぼくは彼らに聞いた。
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